「食品添加物」にも重要なものがある
化学調味料とともに、防腐剤などの食品添加物と称されるものが異常に嫌われることがある。しかし、実は食品添加物が重要な役割を果たしている場合も結構多い。
ハムやソーセージの添加物である亜硝酸ナトリウムは、発色によって美味しそうに見せる他、ボツリヌス菌や病原性大腸菌の毒素(ベロトキシン)増加抑制効果もある。実は、極めて重要なのである。
また、人工甘味料の効果的な使用も大いにその恩恵を考えるべきであると思う。人工甘味料は、いわゆる糖質を控えなければならないが甘いものは摂取したい人にはまさに福音となる。
化学製品を毛嫌いする前に、本質を学ぼう
いずれにしても、私たちは単純に化学製品を毛嫌いすることなく、その本質を正しく知り、場合によっては大いに活用するに越したことはないと思う。
もちろん一方では不断の注意も必要であり、食品や薬などの安全性の検証を怠ったり進歩を緩めたりすることはせず、このような研究や技術開発は先進国として率先して遂行していかなければなるまい。
もちろん、このような方面に興味を持つ研究者や技術者の養成や組織の構築、および施設作りはこの国の最重要事項のひとつであり、こういう方面に進みたいと思う若年層がもっと多くなるような社会の仕組みの構築も必要である。



