ラオスでの「皇太子」待遇
敬宮殿下に接する人々は、その誠実さと思いやりに心を打たれ、笑顔になり、自然に敬愛の気持ちを抱く。その共感は、難なく国境も飛び越える。そのことが、このたびのラオスご訪問で証明されたのではないだろうか。
興味深いのは、敬宮殿下の初の海外公務をきっかけとして、国内で高まる「愛子天皇」待望論が、海外にも波及する気配があることだ。
ラオスはすでに国を挙げて敬宮殿下を「皇太子」にほぼ等しい待遇で迎えてくれた。これは異例の厚遇なので、あるいは敬宮殿下が将来、日本の天皇として即位されることを期待する気持ちの表れかもしれない。
敬宮殿下がラオスにご滞在中、同国において女性初の国民議会議長、さらに国家副主席として何枚もの“ガラスの天井”を打ち破ってきたパーニー・ヤートートゥ副主席が丁寧に、敬宮殿下に付き添って下さっていたのは印象的だった。
「愛子天皇待望論」海外にも
今後、敬宮殿下の海外へのお出ましが増えていけば、愛子天皇待望論はさらに国際的にも広がる可能性がある。国内では、敬宮殿下のご公務へのお出ましが重なるたびに、「愛子さまフィーバー」が起き、共感と敬愛の輪が広がっている。
今年の女性天皇をめぐる世論調査では、毎日新聞(5月)が賛成70%/反対4%、読売新聞(12月)が賛成69%/反対7%という結果だった。多くの国民が賛成し、反対はごく限られている。
それに加えて海外から応援の声も予想されるとなると、ひたすら皇位継承問題の解決を先送りし続け、民意に背を向けて無為怠慢を決め込む政府・国会の無責任ぶりが、国の内外から“挟み撃ち”される場面もあり得る。
本気で安定的な皇位の継承を願うならば、どうすべきか。政府・与党などが企てている旧宮家系子孫男子の養子縁組策は、憲法違反の疑いや実現の困難さ、国民の違和感、そもそも皇位継承の安定化に無縁など、問題が山積みだ。だから、そんなごまかしプランではなく、側室不在の一夫一婦制で少子化も進む条件下なのに伝統でもない「男系男子」限定、という皇室典範が抱えるミスマッチな“構造的欠陥”を解消することが最優先の課題だ。
その欠陥さえ解消されれば、多くの国民の願い通り、本来の親から子へという「直系優先」の原則(皇室典範第2条)にのっとって、令和の皇室で唯一の皇女、まさに直系の長子でいらっしゃる敬宮殿下こそが、次の天皇になられる。
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