難しい本を読んでも、内容をしっかり覚えられない。でも、せっかく読んだ本は知識として役立てたい。「要約力が高い」といわれる哲学者の頭のいい読み方とは。

もっと電子書籍で読んでもらいたい

本の内容を要約して伝えるには、たんにあらすじを語ってもおもしろいものにはなりません。「東浩紀は要約力が高い」といわれることがありますが、それはぼくの本の読み方がほかの人とはすこし違うからだと思っています。

東 浩紀
東 浩紀(あずま・ひろき)
1971年、東京生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。ゲンロン創業者。著書は『動物化するポストモダン』『一般意志2.0』(ともに講談社)、『訂正可能性の哲学』(ゲンロン)など。

ぼくの本選びはわりと直感的で、テーマやジャンルへのこだわりはありません。SNSで見かけて「おもしろそうだな」と思った本をバババッと一気に買うスタイルです。

自分で買うのは仕事以外の本で、多いのはアマゾンのキンドルです。キンドル中心になった一番の理由は老眼対策。電子書籍は文字を大きくしたり、レイアウトや背景色を変更したり自在にできるのが最大の利点です。

(構成=伊田欣司 撮影=西田香織)
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