経営陣が放った愚策「全ガソリン車を廃止せよ」

販売数低下の原因は、ジャガー経営陣の極端な経営戦略にある。

ジャガー車のボンネットのオーナメント
写真=iStock.com/Streager
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同ブランドは昨年、ブランドイメージを刷新すべく、これまで販売していたガソリン車全モデルの撤廃を決定。さらなる高級化を果たしたEVモデルのみのラインナップへシフトを図っていた。BMWやアウディがガソリンモデルとの併売を続けるのに対し、新モデルが揃うまでは車両の製造を一切停止するという非常に危うい戦略だ。

カー・アンド・ドライバー誌はこの詳細を、昨年10月に伝えている。ジャガーは販売中だった6モデル全ての生産停止を発表。これには、セダンのXEとXF、クロスオーバーのE-PaceとI-Pace、そしてスポーツカーのF-Type、そして量販型SUVのF-Paceが含まれる。I-PaceのみがEVであった。同年末までに生産終了するとの発表を受け、業界に衝撃が走った。