2025年8月に、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト3をお送りします。マネー部門の第1位は――。
▼第1位 お金が貯まらない家のキッチンにはこれがたくさんある…「丁寧な暮らし」に憧れる人がつい買ってしまうもの
▼第2位 ベランダの泥汚れがあっという間に落ちる…賃貸マンションの住人が「コンパクト高圧洗浄機」を使ってみた結果
▼第3位 株価最高値のいま"次の暴落"を予測するより重要…大ダメージ回避のため成功する投資家が実践していること
お金の貯まる家とそうでない家は何が違うのか。お片づけ習慣化コンサルタントの西崎彩智さんは「キッチンを見るとよくわかる。無駄が発生しやすい場所なので、しっかりとお片づけをすることでお金が貯まるようになる」という――。
お金が貯まらないキッチンの特徴
キッチンを一目見れば、その家が「お金の貯まる家」か「貯まらない家」かわかります。後者は、例えばこんな様子です。
キッチンカウンターには、油まみれの調味料がずらりとならび、壁には、フライ返しやお玉が3~4種類ずつなど、同じような調理器具がごちゃっとかけられています。フライパンも大きさ、深さ違いで何個も持っています。
シンクには、洗っていない食器が溜まっていて、洗いカゴも、とっくに乾いているお皿で山盛り。床には、大容量の油やペットボトル飲料などがそのまま置かれています。
特に、冷蔵庫の中はパンパン。どこに何が入っているかわからず、奥が見えません。手前のものを取り出すと、しなしなになった野菜や、いつ入れたのかわからないつくりおきが出てきます。ドアポケットには、封を開けて少しだけ使ったドレッシングやソース類。冷凍庫からは、霜のついた肉や魚が出てきます。
パントリーにも、賞味期限切れの乾物や乾麺などの食品が。そして多くの場合、スーパーのレジ袋が「なぜここに?」と思うようなあちらこちらから出てきます……。
これこそ、お金の貯まらない家のキッチンの典型。余白がなく、とにかく物がいっぱいなのです。

