何気ないその行動が、職場の評価の分かれ目に――。一目置かれる人と、バカにされる人のマナーの意識はどう異なるのか。男女500人アンケート結果からある傾向が浮かんできた。(内容・肩書は、2016年5月2日号掲載時のままです)
「時間ギリギリ」は失礼な行動か?
仕事は結果がすべて。きちんと成果を出せるなら、見た目や立ち居振る舞いなどのマナーはどうでもいい――。そう考えている人がいるとしたら、考えを改めたほうがいいかもしれない。心理学者の内藤誼人氏は、マナーと仕事の関係を次のように解説する。
「マナーが身についている人ほど仕事でも成果を出しやすいはずです。マナーとは、人に不快感を与えないこと、つまり相手ヘの気配りです。気を配れる人は、相手が気持ちよく仕事ができる配慮も得意。相手から協力を得られやすく、成果も出しやすくなります」
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(文=村上 敬 撮影=澁谷高晴)

