紫式部(むらさきしきぶ)

紫式部
作家・歌人
平安時代中期の作家、歌人。本名は不明。藤原為時の娘で少女時代より漢文を読みこなすなど、早熟な才女だったといわれる。藤原道長の長女で、一条天皇の中宮である彰子に仕え、その中で、54帖におよぶ世界最古の長編小説『源氏物語』を著した。宮中の様子を書いた『紫式部日記』も残している。