「まあそんな感じ」、「わかる〜」と言ってみる
「その話題、よく知っています」と言いたいけれど、言い切りたくないときに、kind of, somewhat, sort ofを挿入できます。「まあそんな感じです」といったニュアンスを表すことができます。
I’m kind of familiar with the topic.
I’m sort of proficient in the topic.
I’m somewhat knowledgeable about the topic.
相手の話に「わかる~」とカジュアルに同意したいとき、true、relatableに加えて、動詞relate、agreeも使えます。相づちとしても有効です。
激しく同意。
It’s so true./So true.
その気持ちわかる。
That’s so relatable./I can relate to that./I can so relate.
あなたの意見に完全同意します。
I totally agree with you.
英語で「知らんけど」と言ってみる
perhapsやpossiblyといった「おそらく」を表す副詞は、文末につけ加えるように配置することも少なくありません。何か事実を確定的に述べた後、「まあ、わからないけれど(関西弁の「知らんけど」に近い)」といったニュアンスを加えたい場合に次のようにできます。
「東京には出身地の異なる人たちが集まっている。多分」
Tokyo is a city with people from different areas, probably.
Tokyo is a city with people from different areas, maybe.
この「っていう感じ」に対して他にも英語ネイティブが使う表現で便利なのは、make sense「意味をなす」という動詞を使った次の表現です。
Tokyo is a city with people from different areas, if that makes sense.
直訳すると「わかってもらえるとすれば」という意味になりますが、「っていう感じです」のように末尾につけ加えるようなニュアンスです。言い切った内容に対してちょっと自信がなくなった場合に、probably, maybe, if that makes senseのいずれかを加えてみてください。
中学英語の「一歩先」へ
“フォーマル”と“インフォーマル”という言語の特徴を英語で説明したいとき、単純なformal, informalや、colloquialに加えて、poeticやwhimsicalも便利な表現です。
例えば、英語ネイティブに「その単語はあまりふさわしくない」と言われたとき、Is this poetic?「ちょっと奇をてらっている(詩的)ということですか?」と尋ねたら、It is!「そうそう!」と喜んでくれたので、次の機会には It may be a little whimsical.「少し奇抜ということですね」と言ってみました。
相手はHmm…… yes!とうなずいてくれ、そこには「へえ~、なかなか詳しく表現できるね」といった雰囲気が流れていました。
英会話は「伝われば別によい」ことは間違いありません。しかし、少しずつ使えるボキャブラリーを増やして、単なるyesかnoではなく、解像度の高い英単語を会話の中に散りばめてみると、相手がリラックスして会話を楽しんでくれたり、心を開いてくれたり、みるみるうちに距離が縮まったり、といった体験をすることができるでしょう。