約90%の女性がデリケート肌に悩んでいる
女性が何人か集まれば、肌やメイクの話題になることは多いでしょう。キレイな肌をしている友人には「どんなお手入れをしているの?」と尋ねるかもしれませんし、肌トラブルに悩んでいる人は、「何か、良い治療法はないかしら」と、友人にアドバイスを求めるかもしれません。
くらし情報メディア「ヨムーノ」が2020年4月、21〜56歳の女性132人を対象に行った「スキンケアに関するアンケート」によると、約90%の女性が「過去に乾燥肌・敏感肌などのデリケート肌に悩んだことがある」と回答しています。
デリケート肌を体験するきっかけになったのは、仕事の変化や結婚、妊娠・出産など、人生の大きな転機であることが多く、男性に比べて女性はライフイベントの影響を受けやすく、ホルモンバランスの乱れを起こしやすいことが要因として考えられます。
もちろん、そうした人生の転機では、精神的にも不安定になりますし、その不安定さが肌荒れにもつながります。
「ストレスがたまるとニキビができる」理由
「ストレスがたまるとニキビができる」という経験をしたことがある人は、少なくないでしょう。これは、交感神経が優位になることで自律神経のバランスが崩れ、肌の健康を害するからです。
肌荒れが進めば、肌の免疫機能も低下してしまいますし、ちりやほこり、紫外線など、肌にとって悪影響をもたらす刺激の影響を受けやすくなってしまいます。
その結果、普段と同じお手入れをしていても、突然、ニキビや吹き出物ができてしまったり、肌がくすんでしまったりします。