いったいどうすれば、将来の夢や目標を子どもが持ち続けることができるのでしょうか? その答えも、調査から見えてきました。

家庭で将来について会話する子どもの9割が夢や目標を維持している

小学5年生から中学2年生の子どもを1年間追跡調査したところ、「将来について家の人と話し合っている」と答えた子どもの9割が、夢や目標を持ち続けていることがわかりました(図表3)。

「将来について家の人と話し合っている」と答える子どもの9割が、夢や目標を持ち続けることができている。『脳科学研究がつきとめた「頭のよい子」を育てるすごい習慣』より

逆に、「将来について家の人と話し合っていない」と答えた子どもは、夢や目標を持ち続けていた割合が7割を切っていました。

「子どもの明るい未来」を普段から話し合う家庭を目指そう

ぜひ、子どもの明るい未来について、家族で日常的に話し合ってみてください。

夢に近づくためには何が必要なのか。どんな学習をすればいいのかを、一緒に調べてみてもいいでしょう。

夢をかなえるための具体的なアクションが、子どもをワクワクさせ、そこからムクムクと意欲が湧いてくることでしょう。

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