サウナで「ととのう」
Q:サウナが腸にいいって本当ですか?
→お答えしましょう!
サウナで腸が温まると血流が促進され、「幸せホルモン」の分泌も増加します。
イライラや便秘の解消にも効果的です。
最近はサウナに親しむ人が増えてきました。かくいう私もほぼ毎日通うほど、サウナは日々のルーティンになっています。
サウナは高温の中で体を温め、水風呂や外気浴によって体を冷やす、という急激な温度変化の中で血管の収縮と拡張が起こります。その結果、自律神経を適度に刺激して血流を促し、さまざまな不調が改善される、これが「ととのう」という現象の正体です。
じつはサウナは腸にもおすすめ
このサウナ、じつは腸にもおすすめなのです。腸を温めると働きが活性化しますが、外側から腸を温めるうえでもサウナは最適です。
オキシトシンという、いわゆる“幸せホルモン”を脳の視床下部から分泌するための指令を出すのが腸なのですが、腸が温まって元気になるとオキシトシンが多く分泌され、イライラの解消に。サウナでととのうと幸福感に満ちるのも、このオキシトシンが深く関係していると考えられます。
また、腸内環境がよくなることで、便秘や下痢を解消する効果も期待できます。
図表4では私のサウナルーティンをご紹介していますので、よろしければ参考にしてみてください。
※高血圧など生活習慣病の持病がある方は、サウナを利用する前に必ず医師にご相談ください。
小林先生のサウナルーティン
これはあくまでも私のルーティンであり、快適に感じられる時間や温度には個人差があります。くれぐれも無理をせず、自分に合ったペースで取り組んでみてください。
ここに注意!
サウナは「我慢」して入り続けるのではなく、「気持ちいい」と感じられるレベルで続けることが大切。