紙に書いて丸めて「ネガティブ思考が消えた」と自分に言い聞かす
ですから、ネガティブな思考が頭に浮かんだら、まずはそれを紙に書いてみましょう。十分に書き出したところで、その紙をグシャグシャに丸めたり、あるいは細かくちぎったりするのです。
そういう行動をすることで、「はい、これでネガティブ思考が消えた!」と自分に言い聞かせるのです。単に「ネガティブ思考をやめよう」というより、行動的に処理したほうが、ネガティブ思考は消えやすくなります。
言うまでもなく、私たちの思考というものは物質ではないので目に見えませんが、紙に書き出すことで、まるでゴミを処分するように消すことができます。
ネガティブなことばかり考えてしまう人は、ぜひこの方法を試してみてください。ネガティブ思考を消すための「儀式」として、ものすごく役に立つ方法ですし、科学的にもその有効性が確認されているので、安心して活用いただけますよ。
仕事を終えたら、ひと汗かいてから帰宅する
最近は、24時間営業のスポーツジムが増えました。もし帰宅途中にスポーツジムがあるのなら、ぜひ会員登録をして、毎日ひと汗かいてから帰宅するようにしましょう。
仕事でどんなにストレスを感じたとしても、仕事あがりにスポーツをすれば、勤務時間中に溜まりに溜まったストレスをスッキリ解消してから帰宅できます。24時間営業のジムであれば、残業で遅くなっても通うことができるのもありがたいですね。
イギリスにあるサリー大学のジョン・ルークは、石油会社とIT企業の社員46名(平均35歳)への調査によって、仕事の後にスポーツをすると、疲労が消えてスッキリした気持ちになり、元気ややる気も復活することを確認しました。ストレスというものは、汗と一緒に追い払うことができるようですね。
フットサルやバレーボールなどのサークルに入ってみるのもおすすめです。とにかくスポーツをして身体を動かすのはよいことですから。
仕事で疲労困ぱいしているわけですから、さっさと自宅に戻って横になりたいという気持ちはわからなくもありませんが、疲労困ぱいしたままで自宅に戻っても、疲労はなくなりません。自宅に戻る前に、汗と一緒にストレスも吹き飛ばしておくのが正解です。