徳川秀忠と江の長女に生まれた千姫は、生まれたときから政略結婚の道具になることが定められていた。

幕府が開かれて半年後の慶長8年(1603)7月28日、初代将軍家康の孫、秀忠の長女千姫は、豊臣秀頼に嫁した。

千姫の母は江。秀頼の母は淀殿。つまり、ふたりは従兄妹(いとこ)の関係だった。