「花は桜木 人は武士」――明治を迎え、西洋の文化が大量に流入していた、文明開化まっただなかの日本。欧米の学者に「日本では、宗教教育がないのに、善悪や道徳をどう教えているのか?」と尋ねられた新渡戸稲造…
続きを読む「つまらないものですが…」他者に対するやさしさの型こそが「礼」である――『まんがで読破 武士道』その2 「コミック『まんがで読破 武士道』」
『まんがで読破 武士道』(Gakken)
- [原著]新渡戸 稲造
-
農学者・教育者・思想家農学者・教育者・思想家。盛岡藩(岩手県)出身。札幌農学校在学中にキリスト教から大きな影響を受ける。米・独への留学の後、農学校に戻り教授を務めたが体調を崩し米国で療養。その際に本書『武士道』を英文で書き上げ国際的に評価を得る。その後、東京帝国大学教授、東京女子大学学長などを歴任。国際連盟設立の際には事務局次長を務めた。