新車価格500万円は安い

タイプRの納期が長期化しているのは、コロナ禍における半導体などの部品調達に加え、世界で販売される全てのタイプRを日本から供給していることも大きい。タイプRは、先代モデルが2017年より米国に導入されているが、シビック自体が人気の高い市場だ。

ホンダのアメリカ法人によれば、シビックは、09年より12年連続で米国販売のコンパクトカーでトップを記録しているベストセラーであり、ミレニアル世代やZ世代からの支持も厚いという。当然、タイプRも人気車となっている。

価格は約500万円と高価だが、世界最速のFFスポーツカーが買えると思えば、安いといえる。何しろ、最大のライバルであるメガーヌR.S.は559万円~で、MTのあるグレードだと589万円もするからだ。

世界的な電動化の波を受け、ライバル・メガーヌR.S.も現行型が最後となる見込みだ。シビックタイプRも、ピュアエンジン車はこれが最後と目されている。もちろん、日本車だけに信頼性は高く、リセールも期待できる。

クルマ好きならば、一度は乗っておいて、損のないクルマだ。

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