長期政権を築いた2人の首相も…
たとえば最近の総理ですと、小泉純一郎氏と安倍晋三氏は長期政権を築いていますが、2人とも過去の権力者が味方にしなかった強力な神さまパワーがついています。小泉純一郎氏の場合は、横須賀の走水神社です。
純一郎氏だけでなく息子の進次郎氏や入れ墨大臣といわれた祖父の又次郎氏、父親の純也氏(元・防衛庁長官)もそうでした。著名な霊能者も絶賛するたいへん強力な神社ですが、しっかり味方につけた中央の権力者は、小泉家が最初でしょう。
安倍晋三氏の場合は、ちょっと変わっていて、本籍地は山口県の人ですが、ご自分の先祖は東北の俘囚長・安倍氏だと信じていました。俘囚とは、中央政府に制圧されて従った蝦夷(マムシの未開人)という意味です。完全な差別用語で、ケガレとして見下されてきた東北の人たちをさします。安倍氏はその親玉でしたが、前九年の役で源氏に滅ぼされてしまいます。その安倍氏が信仰していた神さまが、安倍晋三氏のマイ神さま「アラハバキ」です。
アラハバキは彼ら俘囚の神さまで、そのルーツをたどると、神武東征で神武天皇軍に敗れた大和の豪族・長髄彦もしくはその兄弟にいきつきます。2人のどちらかが東北に逃げてアラハバキになったといわれています。
神社・神様とご縁を結べば、運を味方できる
このようにアラハバキは神話の時代から中央政府に敗れ・追われ・しいたげられてきた人たちの集合意識を代表する神さまで、当然、中央の権力者とは縁遠いです。安倍晋三氏が若くして総理になり、さらに一度失脚してから、考えられない復活をとげたのは、正直どう考えても「おかしい」と思います。
そのおかしなことが実現しているのは、安倍晋三氏のマイ神さまがアラハバキだからと僕は考えます。ちなみにご神徳は「挫折」と「後悔」から生まれるのでしたね。アラハバキは戦いに敗れ追われた、挫折と後悔のかたまりのような神さまです。安倍氏は、第1次政権では大きな挫折と後悔を経験しました。だからこそ、2度目の政権はよりサポートが強力になり、政権運営がうまくいったとも読みとけるわけです。
さあ、あなたはどの神社・神さまと深いご縁を結びますか。