神社にお参りする時、お賽銭はいくら払うのがいいのか。『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』(サンマーク出版)の著者である八木龍平さんは「お賽銭には500円玉が向いている。神様が宿る『よりしろ』になるからだ」という――。

※本稿は、八木龍平『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』(サンマーク出版)の一部を再編集したものです。

浅草地区の浅草寺
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ただ神社に行くだけでは「願いごと」はかなわない

拝殿と呼ばれる祈りの場所で、おさいせんを入れて参拝客は祈ります。きっと「願えば、なんでもかなう」と言うんだろうな、と予想されているかもしれません。いやー、かなり違います(汗)。

神さまへの願いごととは、「愛の告白」なのです。

あ、たとえて言うならです。たとえて言うなら、恋愛の告白なのですね。

「スキです、付き合ってください!(ドキドキ)」

これ、絶対かなうのでしょうか? ちょっと違いますよね。かなうかもしれないし、断られるかもしれない。でも、告白する前とは大きな変化が出ます。

それは白黒をつけられるということ。付き合えるのか、付き合えないのか、結果がはっきり出ます。これが神社でお願いすることの直接的な効果です。

祈りは、もともとは「意宣いのり」。意志を宣言する行為でした。神社でのお願いごとも、自分の意志を宣言することを意味します。恋愛の告白やプロポーズも、相手に意志を宣言する行為ですよね。同じことです。

「いや、相手いないんですけどー」

恋愛・結婚を希望する方がたくさん神社に訪れますよね。これは「恋愛・結婚という人間関係を通じて、私は幸せになります!(だからご縁をよろしく)」と神さまに宣言しているわけですよね。なので、本気の人はどうぞお参りください。白黒つけましょ!

恋人がほしければ、カップルが集まる神社に行くべし

……ってほとんどおどしですね(すみません・汗)。これだと参拝する人がかえって減りそうなので、差しさわりがあるかと思い当初は書くつもりはなかったのですが、神社で願望を実現するためのストレートなコツを書いちゃいますね。

たとえば恋愛系の縁結びをしたい方には、湘南の江島神社をおすすめします。理由の方が大切なので、よく確認してくださいね。理由はカップルや家族連れだらけだからです。

神社は人々の祈りの集合体でした。神社にお参りすることで、自分もその集合意識の一部になるのでしたね。ということは、「希望をすでにかなえている人たち」が行く神社に参拝した方がいいのです。希望をかなえた人たちの集合意識の一部になることで、成功者マインドが勝手に身につくからです。

だから恋愛系の縁結びは江島神社なのですね。もちろん拒否権はあるのでご安心を。カップルたちを見て「いやだな?」とネガティブに思ったら縁は結ばれませんから。