寝る場所には、“もの”も“考え”も持ち込まない
布団に入ってからスマートフォンでSNSをチェック。横になって読書。“よい睡眠”のためにはおすすめしません。目を使うことは体の中の血をたくさん消耗することになります。
よく言われているように、スマホから発せられる光(ブルーライト)は意識を覚醒してしまいますし、最近では、体内時計に影響するという可能性も注目されています。
体内時計に影響するということは、当然睡眠のリズムに影響が出てきます。暗い中でスマホだけがついている状態も、明るさの差が激しいので目が疲れる原因になります。
仮に“ダークモード”などにしていても、目を使い続けているのは同じなので、「ダークモードだから目にいい」というわけではありません。
読書で脳を使うことも、同じく血を消耗してしまいます。文字を読むと眠くなるという人は読書をうまく利用するといいですが、寝る直前まで30分以上も読書をしているような場合には、軽いストレッチなど、ほかの入眠ルーティンを見つけましょう。
寝る場所は、寝るためだけの場所です。何も持ち込まない。ものも、考えも全部別の場所に置いて寝に行きましょう。