GWにすべき五月病対策

次にGW中の過ごし方でも、注意していただきたいことが2つあります。

1つめは、したいことを思いっきりすることです。好きなことをして気分転換をすることは、心身のリフレッシュになります。GW以降も思いっきり働くため、GWは思いっきり遊んでください。遊びすぎると元どおりに働けなくなるのではと心配な人は、最後の数日は、早寝早起き等、会社のある時と同じ時間帯に寝たり起きたりしてください。

2つめは、最も大切なことですが、GWが終わる前に次の休み(有給休暇など)をいつ取るかを決めておくことです。6月は祝日がない唯一の月です(12月は祝日はありませんが、年末休みはあります)。可能であれば、6月中に、そうでなくても7月17日の海の日よりも前に1~2日取りましょう。金曜日や月曜日にとって、2泊3日等の長めの週末を過ごしてみてはいかがでしょうか。

写真=iStock.com/Seiya Tabuchi
※写真はイメージです

仕事は短距離走ではなく、長距離走です。適度な自己管理をしてこそ、長く元気に働き続け結果をだせるのだと思います。五月病にならぬよう、以上を意識していただけますと幸いです。

関連記事
先月まではあんなに元気だったのに…休日にも急に涙があふれてしまう「新年度鬱」の壮絶
休日は家でごろ寝してしまう…住職が「やりたいことをやれない人」に提案する"アクティブプラン"
なぜしっかり寝たのに疲れが取れないのか…「朝から体がだるい人」がガチガチになっている"筋肉の名前"
新1年生の保護者を待ち受ける"入学ストレス"の正体…キャパオーバーになった2児の母が頼った先
妻がうつ病に…「なぜ」という夫に精神科医が「原因を探るのはやめたほうがいい」と諭すワケ