目覚めには「朝日」ではなく「照明」を活用する
目を覚ますのに一番良いのは、朝日を浴びることだと聞いたことはないでしょうか。
たしかに朝日を浴びることは、全ての目覚めの方法の中で最も効果のある方法ですが、実際の睡眠改善で活用するにはいくつか問題があります。
それは季節や日によって太陽の強さや日照時間が違うことです。
日の出の遅い冬だと起きるのが遅くなったり、雨の日にも起きにくくなります。
冬は朝日を浴びるためにカーテンを開けられない人も多いです。中にはそのためにカーテンを開けたまま寝る人もいますが、このやり方だと睡眠中に外から光が入るので睡眠の質を下げてしまいます。
では、どうすればいいか。それはズバリ「照明」を活用することです。
富山大学が行った実験では、強い照明の光で起きた子どもは、照明を使わなかった子どもに比べて明確に寝起きが良くなったそうです。さらに午前中の気分も良かったり、自分で起きられるようになったりといいことずくめです。
「白く」「強い」光が1万円以下で手に入る
朝起きるための照明は、寝る前の反対で「白く」「強い」光が効果的です。
最近は調光・調色機能付きでタイマーが付いている照明が一流メーカーでも1万円以下で購入できるようになっているので非常におすすめです(以前は5万円ほどしていました)。
次におすすめは光を照射することで目覚めを促す「光目覚まし時計」です。
部屋の照明と同じく最近は4000円程度で評判の良い光目覚まし時計が増えてきています。以前は値段が安いものはあまり明るくなくて効果的ではありませんでしたが、最近出回っているものはクライアントさんの評判も非常に良いです。
最後のおすすめは照明ではありませんが、自動でカーテンを開けてくれる機械です。まれに絶対に朝日で起きたいという方がいるのですが、そんな方におすすめなのがこのタイプです。
カーテンに直接、後付けで取り付けられる装置が販売されています。今まで数名しか評判を聞いていないのですが、おおむね評判は良さそうです。