※本稿は、大村大次郎『世界を変えた「ヤバい税金」』(イースト・プレス)の一部を再編集したものです。
消費税を払わずに買い物をするシンプルな方法
日本に住んでいる限り、誰もが消費税を払います。商品やサービスを買う時点で店が徴収するため、消費者としては逃れる道がありません。生活するためには「何も買わない」という選択肢はないので、嫌でも消費税を払わなければならないのです。
絶対に逃れられないように見える消費税ですが、実は逃れる方法がいくつかあります。
まず、消費税を払わずに買い物をするもっとも簡単な方法は、海外から「個人輸入」をすることです。海外の店舗に直接、申し込んで購入するのです。
昨今ではネットの発達により、海外から物を買うことも非常に簡単になりました。自分で自覚していなくても、海外から物を買っているケースも多々あるのです。
たとえば、ネットで売られているイラストや写真などには、海外サイトで販売されているものも多々あります。知らないうちに海外サイトから買い物をしているケースもあるのです。
本来、輸入品には消費税と関税がかかります。それは海外の通販サイトから何か買った場合でも同様です。
しかし、個人が自分で利用するために買うとき(商売品ではないとき)は、1回の取引が1万6666円以内であれば、消費税と関税は免除されるのです。