美容師とボクサーになる夢に向けて励んでいた
夜分遅くに申し訳ありません。
○○少年院で、お世話になった元2寮の△△と申します。この度は無事高卒認定にも合格し、少年院内での美容師とプロボクサーになるということを実現するため通信での◇◇美容学校、美容室でのバイト、ボクシングジムでの練習に励んでいます。勉強も好きになり、ここまで更生への努力ができたのは髙橋先生のおかげです。
本当にありがとうございました。
院内での、個人授業にて更生できたら連絡をしてくれとのことでしたので、この度は連絡いたしました。ご返信頂けたら幸いです。
彼には矯正関係の知人からの依頼で、全国紙の取材をお願いし、彼は、改正少年法における18、19歳の「特定少年」との位置づけに反対の意味で、快く取材を受けてくれることになりました。
いえいえ。とんでもないです笑笑
少年法の改正は自分もあまりよく思っていません。あくまでも自分の考えなのですが、少年院の中には出院後、更生できなかった方が何割かいると聞きます。その分更生できてる人が多いのも事実で、自分もその中の一部に入ることができました。18・19から更生の道を閉ざされるのはちょっと年齢的にも早すぎる。
そのため協力できることは協力していきたいと思ってます!
また何か自分にもできるようなことがあればご連絡ください!
この後、彼は実名・写真付きの取材を受けたと聞き、その理由のメールも紹介します。
写真の件は両親と嫁にも話は通しました!
ボクシングの方も会長に連絡したら許可もらえたので問題ないです!
世間の人たちに、18から少年院入って更生することができましたというアピールをどうしてもしたくて顔の写真okにしました。
そこまでしないと一般人の方からしたら少年院と刑務所は同じような場で、罰する場所だという印象が無くならないと思うんですよね。
少年院という更生施設に入り、更生できたと。過去のことは過去のことで罪を犯した事実があったけど今は少年院のおかげで変わることができたっていうのをアピールしたいんですよね。(一部削除)
このように少年院出院後、生まれ変わって生きていこうと努力している少年が確かにいることを、読者の方々に少しでも伝えることができればうれしく思います。