だが、秋篠宮に毎年支給される皇族費は「年間9150万円」(女性セブン)だという。
家賃はいらないとしても、その金額で秋篠宮家のさまざまな費用を賄い、その上貯金するというのはなかなか難しかったのではないか。
これまでも、秋篠宮紀子さんが「おカネがない」と愚痴っているという報道は何度もあった。
その上、こじれた親子関係では、秋篠宮家からの援助を期待するのは無理があるように思うのだが。
疑惑追及の会見にはならないだろう
それに最大の難関が待っている。秋篠宮が以前からいっていた「多くの国民に納得」してもらうために開かざるを得ない記者会見である。
どのような会見になるのだろう。
時期は10月中旬。場所は婚約会見と同じ赤坂東邸か。
最初に入ってくるのは眞子さん、続いて小室圭。居並ぶ宮内庁記者会の面々にあいさつして、椅子に座る。2人の前には低い机が置かれ、婚約会見と違うのは2人の前に透明なアクリル板が置かれるくらいか。
幹事社代表が「このたびは秋篠宮眞子内親王におかれましては、小室圭さんとのご結婚が決まり、まことにおめでとうございます」とあいさつをする。
それに対して眞子さんが「結婚が決まったことを誠にうれしく思っております」と答える。
前回は、「先ほど、御所へご挨拶に上がりました。天皇皇后両陛下より、大変温かく、心のこもったお言葉を頂きました」といったが、今回はないのだろう。
記者会から事前に出された質問以外は答えないといわれている。宮内庁記者会の質問が終わった後、週刊誌なども入れた質疑応答を行うとも報じられているが、それはないと思う。あくまでも結婚報告の会見で、疑惑追及の場ではない。
「ご両親とどのような話し合いをしてきたのか」?
考えられる質問は、「婚約延期から4年近くあいたが、眞子さまはその間どのようなお気持ちでお過ごしになっていたのか」「小室圭さんとは連絡を取り合っていたのか。どのような話をしていたのか」
当然、小室圭の母親・佳代と元婚約者との金銭トラブルについての質問もあるはずだ。
そして「ニューヨークでお暮らしになるということだが、不安はないのか」。私だったら、「結婚についてご両親とはどのような話し合いをしてきたのか」と聞きたいが。
さて、どのように答えるのだろう。
4年近くのブランクについては、「私の結婚についての考え方はまったく変わっておりませんでした」と、静かな中にも決然としたいい方になるのではないか。
会えない間は、スカイプで毎日連絡を取り合っていたと、小室の母親・佳代が語っている。「毎日連絡を取り合ってはいましたが、その内容についてここで申し上げるわけにはまいりません」程度のことは話すのだろう。