「焦りを書き出す」というテクニック
焦りを感じたら、自分を上から見下ろすようにして「わたしはこういう原因で焦りを感じて、いまこういう状態にある」と、焦りのリアルを客観的に紙に書き出します。
「なんだ、たいした問題じゃなかった」「こうすればいい」と、なんらかの前向きな対処法が浮かんでくるはずです。これを習慣にすると、焦りに強くなります。
そして「長期的な目線に切り替えよう」と、強く意識してみてください。自分にとっていちばん大切なもの、得意なこと、熱中できることを考えて、仕事でも趣味でもいいので、「これは人生最後の日まで続けよう」と思えるライフワークを見つけます。毎日、数分でもいいからたゆまず続けると、とても心が安定します。
すると小さなことに動じなくなり、「長い人生の明暗が、1回や1日のできごとで決まってしまうことはそうないよ」と、ゆったり構えられるようになります。
「焦らないメンタル」が幸運を呼ぶ
公私ともに「今回契約がムリでも、○日の商談で勝ち取ろう」「今日ふられても、自分を磨いて半年後に再トライ」……と、七転び八起きの粘りが出てきます。
また、焦らないメンタルを手に入れることで、次のようなことが起こり始めます。
・本当に自分がやりたいこと、大切なもの、人生のテーマを見つけられる
・今まであきらめていたことに再トライする意欲がわく
・信頼でつながる友人、知人の輪が広がる
・失敗が減り、人生にポジティブになって、幸運を引き寄せる
いいことだらけです。