先延ばし常習犯の「口癖」4パターン

先延ばしの常習犯に共通する「口癖」をご紹介していきます。自分がよく口にしていないか、もしくは、口に出してはいなくても内心つぶやいてはいないか、チェックしてみてください。

口癖1:条件待ち系
「○○だから、できない」
「新型コロナウイルスが落ち着いてからでないと、できない」「今はお金がないから、できない」など、条件が整わないから「先延ばし」する人の口癖です。「才能さえあれば、もっと活躍できたのになぁ」「時間さえあれば、勉強するのに」なども同じです。状況を分析できている点は素晴らしいのですが、「できない条件」だけをできるだけたくさん集めて、先延ばしする自分を納得させてしまいます。
口癖2:不安系
「◯◯だったらどうしよう……」
「新型コロナウイルスの影響で中止になったらどうしよう」「失敗したらどうしよう」「反対されたらどうしよう」など、不安になると先延ばしする人の口癖です。「うまくいくかなあ」なども、同じ意味の口癖です。失敗するリスクを事前に想定している点は素晴らしいのですが、不安になりすぎて思考も行動もストップし、結果的に先延ばししてしまいます。
口癖3:時間系
「今さら○○だから、無理」
「今年もほぼ終わってしまったから、今さらやっても無駄」「今さら始めてもモノになるとは思えない」「いい歳をしてそんなことはできない」「あと10年若ければやっていたのに」など。決して戻ることのできない「時間」を理由に、先延ばしを正当化します。
口癖4:準備系
「もう少し実力をつけてからでないと、できない」
「もう少し技術を学んでから実行に移したい」「ちゃんとリサーチして準備してからでないとできない」など、準備不足や実力不足を理由に先延ばしする人が使う口癖です。向学心が強く、真面目に取り組む姿勢は素晴らしいのですが、行動に着手するハードルを上げすぎてしまい、結果的に先延ばししてしまいます。