ツイッターに現れた「不穏なハッシュタグ」
5月に入ってから、ツイッターのハッシュタグが「ある文字列」をやたらに表示していた。すなわち「#検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグだ。ふだんはまったく政治的なツイートをしない人も、職業や専門分野、興味関心領域を問わずそのタグをつけて自らの政治的スタンスを表明していたので、この大きなうねりの「震源地」を特定することはできなかった。
このハッシュタグを含む投稿を専用のソフトを使ってNHKが分析したところ、最初の投稿は今月8日夜にされましたが、9日になって多くの俳優やミュージシャンなどの著名人が賛意を示し始めると増加し、10日午前4時の時点で抗議の投稿はリツイートも含めて100万件を突破しました。
(NHKニュース『検察庁法改正案 日弁連が臨時会見「法案成立急ぐ理由は皆無」』2020年5月11日より引用)