常に強い風が吹いているサーフィンそのものに問題はない

海外の実験データから厚生労働省などがマスクを付けたランニングを求めているが、これも野外であることを考え合わせると、神経質になり過ぎてマスクを付けていない走者から逃げるように走るのもどうかと思う。

さらに毎日社説は書く。

「観光スポットへの訪問客が減らないことを懸念している自治体もある。自家用車での日帰りでも、今は行楽は控えたい」

湘南や千葉の海がサーファーで混雑して神奈川や千葉の県知事らが「海や山に来ないでほしい」と呼びかけているが、海も山も野外である。地元の人々の気持ちも分かるが、とくに海は陸風、海風と昼も夜も常に強い風が吹いている。サーフィンの帰りに飲食店に立ち寄ってそこが混雑するような事態は避けたいが、沙鴎一歩には海や山を問題視すること自体が神経質になり過ぎているように思えてならない。

毎日社説の見出しにあるように「他者への配慮」は大切だとは思う。だが、バランス感覚を失って過度に傾くのは良くない。やはり重要なのは正しく怖がることである。

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