いつまで続くか不明だからこそ、現場を見てほしい
休校前、突然の最終日である2月28日、多くの先生たちはかつてない状況の中で、最善を尽くしたはずです。それでも、「せめてあと一日あれば、休校期間の学習のための準備をさせてあげられたのに」「子どもたちに別れに備える時間を、もう少しでも取ってあげたかった」と悔やんでいることでしょう。
こうした学校の現状、そして子どもたちの学習保障と精神的ケアに目を向けないと、結果として被害を受けるのは子どもたちなのです。新型コロナウイルス対策が今後どこまで続くかわからない以上、今後さらに子どもたちの学習や心身の健康が損なわれることだけは避ければなりません。だからこそ私は一人の教師として、もっと多くの方に実際の学校現場に目を向けていただきたいと願うのです。