E伯母から電話も根拠ない「大丈夫」

その日の夜、今度はE伯母から電話がありました。「HS工事も悪いし、見積もりなどをちゃんと見せなかったあなたも悪い」というE伯母の話を3時間かけて13回繰り返しました。合間に工事の必要性などを話しても、やはり聞いてくれません。

さらに、私がデイサービスに行かなくなって半年ほどたっていることを問うと、「もうちょっと待って」。また家事の一部をヘルパーさんに頼むことは、「だって、ヘルパーさんに頼んでも掃除の仕方がおかしくて結局二度手間になるのよ。デイサービスだってまた一から人間関係を作るのが大変だし……」。

――いや、人間関係を一から作るのが大変と言っても、それは必要なことだよ。ヘルパーさんの仕事ぶりが気に食わなくても、多少は妥協しないと。

E伯母「いや、そういうけど、ともかく、二人でやれるから。大丈夫だから」

モヤモヤだけが残る3時間の電話

どう考えても大丈夫ではないのですが、根拠のない「大丈夫」を繰り返します。さらに、この話の合間にまたHS工事への批判と、見積もりを出さなかった私への批判が繰り返されます。R伯母のように感情的ではありませんが、のれんに腕押し状態。

いい加減にうんざりしてきた私はこう言って、電話を切りました。

――あのさあ、「大丈夫」を繰り返すけど、全然大丈夫じゃないから、俺はデイサービスの話とかをしているわけさ。それが行こうとしないのはどう考えてもおかしいよ。それから、お金の話もそう。7月に「30万円の分割払いなら出せる」と言っていたのが、3カ月後に「食を切り詰めている、病院も行きたくても行けない」とか感情的に、言い出すのはおかしいよ。

E伯母「いや、それはね……」

――一方でおごると言われて、一方であとから食事もしないだの病院に行きたくても行けないだの、言われるわけでしょ。そういうの考えれば、今後、そっちに帰って外食に行くのはちょっと怖いよね。そういうのがおかしい、とお二人が思わないのであれば、外食どころか、そもそもそっちには行きづらい。で、ごめん、もう3時間も話しているから、明日も早いし、切らせて。