「了解です!」だけでも許される場合がある
メールには、重さがあります。その重さは、信頼関係ややりとりする頻度によって軽くなっていく傾向があります。初めての人には重く、目上の人にも重く、気心の知れた関係では軽く、やりとりの回数が増えると軽くなっていきます。
時と場合によっては、チャット並みに軽いメールも許されます。たとえば、同年輩の人とメールで打ち合わせの日程を調整し、日時・場所の確認のメールがきたら、宛名も自分の名前も挨拶もなしで、
と返すことも失礼に感じられなくなってきました。
「了解です」よりもへりくだった言い方にしたければ、「承知しました!」もつかえます。
チャット風の返事には返信引用を使う
相手から、ちょっとしたことの確認で「これこれしても差し支えないでしょうか」と聞かれたときは、
というのもさわやかです。気をつかう相手へのかしこまったメールで「!」「(笑)」などは違和感がありますが、軽いメールでは特に失礼とは感じられなくなっています。
ただし、このようなチャット風の返事は返信引用をつけているときに限定したほうがよいと思います。返信引用がなくて「了解です!」と言われても、メールを大量に受け取っている相手は「この人は何を了解してくれたんだっけ?」となってしまうことがあるからです。
また、この場合も署名は忘れずに。メール冒頭で名乗らない場合、受信するソフトのアカウント表示方式によっては誰のメールかわからなくなってしまうことがあるからです。