多忙な女性向け、簡単朝ごはんレシピ&おやつ食材

働く女性のためのヘルスケアブック」では、管理栄養士監修のもと女性がキレイになるための食生活に向け、不足している栄養を補う方法を紹介しています。「働く女性のためのヘルスケアブック」はどなたでもご覧いただけるので、ここでは同書より要点をご紹介します。

【キレイになるためのポイント1:朝食を習慣づける】

キレイになるために欠かせないのは、やはりバランスのとれた食事です。3食しっかり食べて、適度に運動することで健康的な身体づくりを心がけることが大切です。朝食の習慣がない人は、1日に必要な栄養が不足する可能性があります。ヨーグルトやバナナなど、調理なしで食べられるものから試してみましょう。朝食を作れる余裕ができたら、例えば簡単な手作り朝食(さけフレークをのせたご飯、ヨーグルト、水に顆粒だしと乾燥野菜などを入れて作る野菜スープ)にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

【キレイになるためのポイント2:朝食メニューを工夫する】

1から作らなくてもいい市販の食材を上手に利用すれば時短にもつながります。例えば、納豆や小分けの豆腐、チーズなどを活用すると便利です。また、口にするものをできる限り「白」から「茶」にすることも健康的な食生活の基本。白米を雑穀米や玄米に替える。食パンをライ麦パンに替える。そうした工夫で、ビタミンやミネラルといった栄養価をより多く摂ることができます。

【キレイになるためのポイント3:おやつで補う】

3食で十分に摂取できなかった栄養は、おやつで補うことができます。例えば、イチゴやキウイ、グレープフルーツなどの果物はビタミンCやカリウムを多く含み、美容効果や疲労回復に最適です。ドライフルーツなら手軽に摂取できます。その他、低カロリーのこんにゃくゼリー、カルシウムや乳酸菌の摂取につながり、満腹感を得やすいチーズ・ヨーグルト、さらに、アンチエージング効果のあるビタミンEが豊富なアーモンドナッツ類などもお勧めです。

ただ、食事バランスガイドに基づくと、菓子・アルコールは1日200kcalまでが目安になっているので、栄養表示を確認するようにしてください。

健康な身体は1日や2日でつくれない

同調査では、妊娠経験のない女性のうち、子どもを持ちたいと考える女性は6割程度であることも明らかになっています。少子化対策の重要さと共に、企業が多様な価値観への配慮がますます求められていることを示しています。

健康な身体は1日や2日でつくれるものではありません。妊娠経験のない女性が、高齢になった時はもちろんのこと、将来子供が欲しいと思った時に健康な身体であるために、早いうちから食生活を整えておくに越したことはありません。女性自身の意識向上に加えて、企業などが女性の食生活改善のためにつながる支援などを増やしていくことが望まれます。

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