レジ待ちが目立つセブン‐イレブン
昼の調査では、12時20分にアマゾンゴーに向かった。
12時20分時点での客数は12人。イートインコーナーでは、4人のお客さんが食事をしていた。10分間の入店は8人、退店は10人。入口はひっきりなしに人が通っていて、スタッフはずっとにこやかだ。サラダやサンドイッチ、フルーツ、ドリンクなど10〜15ドルぐらいの買い物が多そうだが、すぐに持参のエコバックに入れる人も多いので定かではない。スタッフは入口以外に3人で、1人はサラダやサンドイッチの補充、2人は棚の整理をしていた。女性と男性の比率は半々ぐらいだろう。
12時35分にはセブン-イレブンに行った。客数5人のうち、レジ待ち4人の状態だ。10分間の入店は3人で退店も3人だったが、10分後には5人全員がレジ待ちをしていた。通りからのぞき込んで入るのをためらったであろう人も数人見かけた。
平均10ドル前後の購買だろうか。スタッフは3人で2人がレジ、1人がホットミールコーナーにいた。女性2割、男性8割ぐらいだろう。時間的な差が出てしまったかと、急いでアマゾンゴーに戻ったが、アマゾンゴーにはまだ10人のお客さんと2人のイートインがおり、にぎわっていた。
ランチ時間は大きな差がついた。列があることにより入店をやめたであろうお客さんが多かったのか、セブン-イレブンの列は5人以上には伸びなかった、店の作りが日本と同じだったら10人ぐらいは並ぶはずだが、アマゾンゴーの購買体験を経験したあとは列に並ぶことは億劫だろうなと実感した。
夕方はランチ時間ほどのにぎわいはなかった
オフィス帰りの人が道に増えだす夕方18時20分、再びアマゾンゴーに行く。入るなりスタッフから「また来たね、楽しんで」と声をかけられてしまった。この時点の客数は3人+イートインには1人と、ランチ時間のにぎわいはなくなっていた。10分間の入店は2人で退店が3人。ミールキットを選んでいる女性、シリアルなどの朝食系を見ている女性、ドリンクとチョコバーを購入した男性など、女性と男性が半々ぐらいの割合でいた。夕方のスーパー並みに多いかと思っていた私には少し拍子抜けであったが、ミールキットの在庫が補充されていたところを見ると、もう少し遅い時間に増えるのであろう。
セブン-イレブンは18時35分時点で客数が1人、10分間の入店が1人で退店が2人だったため、最後は私だけになってしまった。スナックと缶ビールを購入した男性と、炭酸ジュースを購入した男性がお客さんである。その場でひげそりとジュースを購入した私も顧客である。海外のホテルは大体ひげそりがない。やはりコンビニの品ぞろえは便利だと感じた。