成功の鍵は「ケアマネ」選びにある!

介護はチーム作りがすべてです。そして成功の鍵はケアマネ選びにあります。ケアマネは、なんでも相談できる心強い味方。一人ひとりに合わせたケアプランを作成し、各サービス間の連携をとってくれます。彼のケースも、ケアマネにちゃんと任せたことが重要でした。

ケアマネとの出会い方は主に2つ。まず知人にケアマネがいる場合、人柄もわかっているので安心です。知り合いにいない場合は、地域包括支援センター(以下、センター)で事業所を紹介してもらってそこと契約します(要介護1に満たない場合はセンターがケアプランを作成)。

ケアマネのタイプは本当に様々で、親身になってケアプランを考えてくれる方もいれば、通り一遍の対応しかしない方もいます。「いいケアマネを紹介してほしい」というニーズはあるのに、センターは中立公正が求められるので、特定の事業所に肩入れできないという現実もあります。

ではどうすればマッチング率を高められるのか。実は、センターの職員は福祉の仕事に就いているくらいですから、困っている人を助けたいという気持ちがもともと強い。保育園の待機児童と同じで、「うちはこんなに大変で、頑張っています!」と力強く話されると、情にほだされることがあります。そこまでではなくても、どんなケアマネがいて、どういう基準で選べばいいかといったことは、聞けばアドバイスしてくれます。ときに情に訴え、質の高い情報を仕入れることで、マッチング率を高めていけるのです。

理想はメールを使える提案型

介護の大部分を委託する相手ですから、ケアマネ選びには労力をかける価値があります。ビジネスパートナーを選ぶ感覚で、相性や話しぶりを見ながら、この人なら安心だという人を選びましょう。

特にこちらの言うことを黙って聞くのではなく、「こういうサービスがあります」と提案してくれたり、「お母さんはこう思っているかもしれません」と突っ込んだ意見をくれたりするタイプの人だとスムーズに行く可能性が高いです。ケアマネは月30件前後のケアプランを回していますから、事情を汲み取り、意見をくれるだけでも貴重です。「いちいちうるさいな」と感じるくらいの方に当たったら、むしろラッキーと思ったほうがいいでしょう。

最低限メールを使えることも重要です。実は、こういうコミュニケーションツールを使えないケアマネは少なくありません。メールならやりとりの記録も残るし、返事をする時間も自分で決められるから安心できます。事前に確認しましょう。