民進・前原氏の行動は、身売り企業の経営者と酷似

今回の民進党の前原誠司代表の行動は、身売り企業の経営者によく似ている。希望の党の小池代表のしたたかな交渉ぶりも買収企業そのものだ。

だが、企業合併になぞらえると、小池代表が大きな間違いを犯していることがわかる。合併以前に公認候補者の選別を実施し、党の政策・理念に同意する人しか公認しないという「排除」の方針を宣言したことだ。

写真はイメージです

本来の企業買収であれば、先の日本企業を買収した外資系企業のようにいったんは受け入れて、その後に選別してリストラするのが常道だ。

なぜなら買収による社員の動揺を和らげ、働く意欲を失わせないためである。だが小池代表はそれを一気にやってしまった。その結果が吉と出るのか、凶と出るのか。

買収を成功させるには買収前より買収後の統合作業が圧倒的に重要だといわれる。日本板硝子をはじめとする多くの合併事例を見てもそれが成否を握っている。希望の党が今後どうなるのか、注目したい。

関連記事
退職金を2回貰える人、貰えない人
再雇用で歓迎される人、嫌われる人
「追い出し部屋」はもう古い! リストラの最新手法
"仕事消滅"が理解できない人の3つの誤算
役員になれる人は「左遷」をどう乗り越えるか