「しっかり準備」すれば途中で戦意喪失しない

もうひとつ、準備と作業を分けることの意味は、途中で邪魔が入っても戦意を喪失しにくいことだ。準備と作業で、5+5=10の量があるとしよう。準備が2できたところで臨時の会議が入り中断しても、残りは3。先はおおよそ見えている。これが、準備と作業を分けていなかったら残りは8。先が長く感じるし、いま自分がどの段階にいるかの把握もしにくくなってしまう。

思い通りに事が運ばないことはしょっちゅうある。

せっかく戦略を立て、いつまでに終わらせようと計画しても、急な仕事は入ってくる。それはビジネスマンなら誰もが同じだ。ただ、準備と作業の2段階方式をとっていると、そういうときも柔軟な対応が可能になる。4/5まで準備が進んでいれば、緊急の要件を除き、準備を終わらせてから別件に対応できるだろう。

▼煩雑な裁判を時短に成功した。ビジネスマンも可能だ。

個々の企業によって、業種によって、個人的な時短作戦のやりやすさ、やりにくさはあるかもしれない。でも、あれほど煩雑で、時間がかかるのはしょうがないと思われいた裁判でも時短ができたのだから不可能ではない。1割短縮するだけでも違ってくるし、2割の時短に成功すれば、あなたは ウソみたいにラクになる。

もちろん、そのことを吹聴してはならない。残業代がないと経済的にキビシイなら、こっそり時短し、あとは忙しいふりをしていればいい。カンジンなのは、会社が本気で時短に取り組みだしてから慌てないようにしておくことだ。周囲が仕事の効率アップに追われる頃には、余った時間でできそうな副業探しに精を出すつもりでいよう。

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