働けるのに「働きたくない病」の妻たち6タイプ

A子さんのように働く意思があっても、ブランクに恐れ慄く人がいる反面、とにかくまったく働きたくないという人もいる。

筆者のもとにマネー相談でやってくる方の中にも少なからずそうした女性がいるが、その際「なぜ、働きなくないのですか?」と質問している。その回答を分類すると、いわゆる「働きたくない病」の妻たちは、ざっくり次の6つのカテゴリーに分けられる。

1:「やりたいことが特にないor希望する仕事がない」タイプ
仕事も趣味もとくにやりたいことや熱中することがない。あるいは逆に、やりたいことはあるのに、希望する仕事が見つからない、それにつけないであきらめている人など。

2:「見栄っ張り」タイプ
「働いている妻=経済的余裕がない家庭の妻」というイメージが強く、自分がそう見られたくないと考える人。妻がそうでなくても、夫が世間体や対面を気にする場合もある。

3: 「カラダが弱い」タイプ
病気がちで、心身が弱く、継続的に働くのが厳しい人。入院や通院等で、物理的に働けない人もいるが、とくに通院等はしていなくても、「働くのはちょっと……」という人もいる。

4:「経済的に恵まれている」タイプ
夫の収入が良いあるいは実家が資産を保有しているなど、経済的に恵まれており、多少の収入のためにあくせく働く必要はないと考えている。

5:「専業主婦願望が強い」タイプ
「憧れはママみたいな専業主婦」と公言してはばからない。前述の(2)と重複する部分もあるが、働きたくないから、結婚して専業主婦を選んだという人もいる。

6:「人間関係・他人とコミュニケーションを取るのが苦手」タイプ
会社を辞める原因は人間関係によるものが多い。給料が安く、待遇が良くなくても、人間関係が円滑であれば、結構、働き続けられるものである。