レコメンドの表示やクーポンの発行

田村栄仁・ネストエッグ社長(右)とネストエッグの親会社、インフキュリオンの丸山弘毅社長(左)。

自動預金サービス「finbee(フィンビー)」は定期預金とどう違うのか?

「毎月、固定の金額、預金金額がいくらという設定はない。finbeeでは例えば、旅行に行きたいとか、バッグを買いたいとか、欲しいものが先にあってその入り口を作っている。また、定期預金を作るのに銀行にいく必要があるが、スマホで行える」と丸山代表。

「finbee」の利用の仕方は、毎月、100円積み立てるとか、毎週月曜日にいくらとか、おつりを貯金するなどさまざまだ。

iPhoneのヘルスケア機能と連動して、何歩あるいたらいくら貯金する。さぼったら罰則的にいくら貯金するなど、一風変わった貯金もできる。いずれにしろ、日常行動を貯金に結び付けている。

また、特徴的なのが、預金している最中に目的や貯まり方に応じてレコメンドが出ることだ。

旅行を目的に貯金を始めたが、目的の金額に達していない場合、もっと安い旅行をレコメンドする場合もあるし、足りない部分を融資するという広告も出る。反対にペースがよく、たくさん貯まっている人には「もっと豪華な旅行やバッグなど旅行に必要な商品のレコメンドや将来的には投資への勧誘も検討している」(丸山代表)という。

預金達成時に目的ごとにお得に決済できるクーポンの発行も特長の一つだ。