今どきのおしゃれな献血ルームも覗いた
さてさて血液と言えば、日赤の献血ルームが進化しているのをご存知だろうか。
ものはついでだ。スカイツリーの東京ソラマチにある「献血ルームfeel」と、秋葉原の「アキバF献血ルーム」を訪れてみた。
ソラマチにあるfeelはできてまだ1年半。室内が白で統一された気持ちいい空間だ。クリスマス時期なら空を眺めながらオーナメントを作成できたり、「SORA POST」から2年後の自分へ手紙を出せたり、温かなドリンクやおいしいお菓子のセットを飲み食いできたり。もちろん無料だ。400mlも献血をしたけれど、なんだか、逆に癒されに来た気分になった。
一方、アキバFは、ガラリと雰囲気が違い、読み放題のマンガ喫茶のよう。中央には、期間ごとにテーマを変えてフィギュアなどが飾られる。アキバ大好き人間には、知れば通いたくなるスペースだ。有楽町は行かなかったけれど、手相やタロットやアートセラピーなどが無料で受けられるようだ。特にOL さんに好評らしい。
足を踏み入れないとなかなかわからない、血液の世界。
献血でも、目の前で血液型を調べたり、簡単な検査はしてもらえるけれど、いずれここでディープな分子整合栄養学に基づく血液検査ができて、さらにそれを読み解いてもらえたりしたら、随分、献血も血液も身近なものになりそうである。
ちなみに、一番献血しているのは「会社員」で、全体の55.3%(平成25年職業別献血率)。新年のはじまり。会社帰りに「血を採ってもらう」のも悪くないかもしれない。