最後にイモトさんから、次のようなメッセージが会場の学生に向けて送られた。

「珍獣ハンターの仕事に就いて、海外に頻繁に行くようになって気づいたことがあります。それは、自分は何も知らなかったということ。世界はこんなに広くて、さまざまな国や地域でたくさんの人が多種多様な暮らしをしている。私はこれまで81の国を訪れたけれど、それでもまだまだ知らないことが山のようにあります。けれども日本から出たことがなかったころは、自分が何も知らないということすらわかりませんでした。

自分が何も知らないということがわかると、逆にいろいろなことが知りたくなる。好奇心が広がり、もっともっとチャレンジしたくなります。

だから、まだ海外に行ったことがないという人は、ぜひこの夏休みに海外旅行を経験してみてください。そうすれば私のように、もっといろいろなことを見たい、知りたいという気持ちになり、挑戦してみようとファイトが湧いてくるはずです。

どこに行ったらいいかわからないという人には、とりあえずバリの火だるまバンジーをお勧めしておきます」

ちなみにイモトさん、来春には世界最高峰エベレスト登頂が決まっている。数日前、テレビ局の廊下で偶然すれ違った三浦雄一郎氏から「君ならできる」と声をかけられたという。

イモトさんならできる! 熱のこもったトークを聴いた会場の全員が、きっとそう思ったことだろう。

(撮影=よねくらりょう)
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