目先の不満・不安で仕事を辞めない

今のように経済状況が厳しいときには、意に沿わない仕事を担当することになったり自分の頑張りに見合った報酬が得られなかったりと、仕事に不満を抱えることが多いでしょう。

昭和女子大学学長 
坂東眞理子
(ばんどう・まりこ)
1946年、富山県生まれ。69年東京大学卒業後、総理府入府。2001年内閣府初代男女共同参画局長。04年昭和女子大学教授に。07年より現職。著書に 『女性の品格』など。

しかし、こんな時代だからこそ目先の不満で仕事を辞めるべきではありません。私自身の体験を振り返っても、目先のことばかりでなく長期的な視野で判断してきたことがキャリアに大きく活きています。