60歳を超えて発症した家事もできなくなる痛み

2022年の終わり頃、右肩に痛みが走りました。それまでにも人並みのこりはたびたび感じていましたが、このときは明らかに様子が違いました。夜眠っていてもズキズキと疼うずくような感覚が続き、服を着ようと腕を上げるだけで、顔がゆがむほどでした。

城戸真亜子 Maako Kido 1961年、愛知県生まれ。87年武蔵野美術大学油絵学科卒業。洋画家として個展の開催やパブリックアートを手掛け、アートスクールも主宰。近年は企業の社外取締役なども務める。
城戸真亜子 Maako Kido
1961年、愛知県生まれ。87年武蔵野美術大学油絵学科卒業。洋画家として個展の開催やパブリックアートを手掛け、アートスクールも主宰。近年は企業の社外取締役なども務める。

タレント活動と並行して、画家として個展を定期的に開催しているため、長時間絵を描くのが日常です。肩が痛いと絵筆を持って手を上げる動作もつらく、肩をかばうことで背中や腰まで強張こわばっていきました。作品を制作するどころではなく、家事もまともにこなせませんでした。

「もしかしたら、この痛みと一生つきあっていくのかもしれない」

(構成=渡辺一朗 撮影=徳永 徹)