オリックス シニア・チェアマンの宮内さんが3分間レッスンの読者のみなさまの質問にお答えします。(2021年11月29日レター)

【読者】運輸サービス業で法人営業部長を勤めています。当社では、5年ほど前に創業社長が71歳で退かれ、60代の2代目社長にバトンタッチしました。その時に、創業社長は代表権のある会長になりました。そして、2年後に代表権のない会長となり、さらに2年後には相談役になりました。

しかしながら、2代目の社長が経営の陣頭指揮をとっているにもかかわらず、相談役が時々社内にやってきて、何かと社長の方針に口をはさみます。われわれにまで指示を出すこともあり、2つの異なる指示が社内に分かれてしまって、混乱が起きて困っています。

(構成=今井道子)