リーダーの仕事として、決して急がず、時間をかけ、組織の価値観をあわせていくことの重要性を語ります。(2021年4月12日レター)

「仕事を任せられる組織づくり」に関して、ひと言で言うなら「ローマは一日にしてならず」。短期的にやろうとすると、必ずしっぺ返しを食らいます。

サントリーという会社は、122年の歴史のなかで、自分たちの「価値観の共有」を徹底して貫いてきた。その価値観とは、創業者の鳥井信治郎が提唱し、脈々と受け継がれてきた「やってみなはれ」の精神です。これは単にチャレンジするだけではなく、「自由な発想で新しい価値の創造に挑戦し、最後までやり切る」ということ。それが、仕事を任せることができる環境においてもっとも重要なことです。

(構成=梅澤聡)