物価高にあえぐ日本。その対策は参院選の争点になっている。統計データ分析家の本川裕さんは「物価が日本で一番高いのは長らく東京だったが、今は違う。大都市だからといって物価が高いわけではない。各地を細かく調査すると、『家賃を除く一般物価』や『食料品』ともに全国で最も安い地域が首都圏にあることがわかった」という――。
「物価高」全国1位は東京でなく横浜
米や食品をはじめ様々な品目の物価高に日本国中が揺れており、今月行われる参院選(20日投票)においても物価高対策が大きな争点となっている。
米の価格や消費者物価指数をはじめ、物価上昇に関するデータは報道紙面やネット上にあふれているが、最近調査結果が公表され、興味深いファクトが明らかになったにもかかわらず、消費者物価の地域差に関する統計データはほとんど国民の目に届いていない。
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