キュレーターリスト【外国人編】

・ジャーナリスト、コラムニスト トーマス・フリードマン

ピュリツァー賞を3度受賞。著書『フラット化する世界』が世界的なベストセラーに。現在は国際、外交関係を中心に、ニューヨーク・タイムズ紙に寄稿。 世界各地を自分で回り、中国から中近東の道端の人々にまでインタビューした草の根情報がふんだんに盛り込まれており、文章としても非常に読みやすい。初心者にもお勧め。

・経済学者 ジョセフ・E・スティグリッツ

コロンビア大学教授。クリントン政権の経済諮問委員長、世界銀行の副総裁などを歴任。2001年ノーベル経済学賞受賞。著書に『世界に格差をバラ撒いたグローバリズムを正す』など。分析が非常にしっかりしている。

HP●http://www2.gsb.columbia.edu/faculty/jstiglitz/

・経済学者 グレン・ハバード

コロンビア大学ビジネススクール学長。かつて、ブッシュ政権の経済諮問委員会の議長を務めたこともある。やや共和党寄りの考え方であるが、分析、論調が非常にしっかりしている。

代表著作●『Essentials of Economics. R. Glenn Hubbard,Anthony Patrick O'Brien』

・ニューヨーク・タイムズ論説委員 ニコラス・クリストフ

妻・シェリル・ウーダンとともにニューヨーク・タイムズ海外特派員として活躍、日本にも駐在経験あり。ピュリツァー賞を2度受賞。現在は、オピニオンコラムニスト(論説委員)。危険地域を含めた世界中に足を運び、政治、経済、社会問題など幅広く取材。徹底した現場主義が文章に強く反映されている。著書に『ハーフ・ザ・スカイ』(妻との共著)など。

ニューヨーク・タイムズの論説●「On the Ground」
http://kristof.blogs.nytimes.com/author/nicholas-kristof/

・作家 マルコム・グラッドウェル

英国生まれ。ワシントン・ポストの記者を経て、雑誌「ニューヨーカー」で活動するかたわら著作活動へ。代表作に『天才!成功する人々の法則』など。一見、関係ない分野の研究結果を結びつける「総括力」が抜群。

HP●GLADWELL.COMhttp://www.gladwell.com/

エコノミスト ロバート・アラン・フェルドマン
マサチューセッツ工科大学で経済学博士号取得。現在、モルガン・スタンレーMUFG証券経済調査部長。著書に『一流アナリストの「七つ道具」』など。
(構成=小山唯史 撮影=アーウィン)
【関連記事】
なぜあのヒラ社員には情報が集まるか
情報を仕事に繋げる「ビジュアルシンキング」
情報の習慣:新聞は、なぜ3度読み返すべきなのか
情報収集の要諦は「7つのポイント」と「6割で判断」
数字力を高める練習 -情報とお金が集まる「算数マジック」練習帳【初級編】