動物実験に比べて基準が甘い
たとえば、おなかを抱えて笑うような面白い動画を一定時間観たあとに血液中のNK細胞活性が上がっていたのに対して、天気予報のような笑わない番組を観た時にはNK細胞活性は変わっていなかった、だから笑うと免疫力がアップしているに違いない、というような話がしばしば出ています。
ところが、どの調査でも、調べた人(被験者)の数や実験回数が少なく、限られた数の人に対して特定の検査を一定回数だけ行い、観察された結果をそのまま解析するという単純な解析法のものが多いようです。
どうも人での実験の場合、実験動物で行われるようなしっかりとした対照群を立てた上での解析が少なく、被験者数や実験回数を増やしての再現性の確認をしないまま、最終結論に至っているものが多いように見えます。
ここから先は無料会員限定です。
無料会員登録で今すぐ全文が読めます。
プレジデントオンライン無料会員の4つの特典
- 30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
- 約5万本の無料会員記事が閲覧可能
- 記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
- 記事をブックマーク可能
