目的が明確でなければ「信頼」を失う
「ビジネス会話」に話を戻すと、情報交換の場でも、先立って「目的」を見極めることがとても重要です。
「いろいろな人と話そう」「あのことについて聞けたらいいな」程度の曖昧な目的で参加するのではなく、自分は「なんのために話すのか」「なぜこの人なのか」「どんな情報がほしいのか」「代わりに自分はなにを提供できるのか」を明確にしたうえで会話に臨むことが大切です。
交換する情報のバランスが釣り合わないとき、搾取された側は、相手に対して不信感を抱きます。
つまり、目的のない会話をしていると、ビジネスでもっとも重要な資産である「信頼」をいつの間にか失うことにもつながるのです。