安倍派の壊滅は、高市氏の支持基盤消失を意味する。高市氏は10月31日にXへの投稿で自民党執行部への恨み節を展開した。自ら「役職もない自民党のヒラ政治家」と名乗り、「12日間の選挙期間のうち、11日間は(自分の)選挙区外で過ごした」のに「党本部からガソリン代や高速道路の通行料金が支給されるわけでもない」と愚痴り、「選挙後も、特に党役員から慰労の御言葉を頂いたわけでもない」と不満を露骨に示したのだ。

読売新聞の世論調査によると、石破内閣支持率は衆院解散前の51%から34%に急落し、自民党内では「来夏の参院選は石破首相では戦えない」との空気が広がっている。

石破首相に今すぐ退陣を迫れば政局が混乱するため、来春の予算成立までは石破政権で少数与党の厳しい国会を耐え、予算成立後に退陣させて緊急総裁選を実施して新しい首相に差し替え、イメージを刷新して参院選を乗り切るという相場観が出来上がりつつある。