キリンの強みは「長期目線での発明」
――酒類に限定しても、キリンによるイノベーションが立ち上げたものは多いです。特に「氷結」のヒット以降、他社の缶チューハイのほとんどがベース酒を甲類焼酎からウォッカに変えました。「焼酎をソーダで割るからチューハイ」という常識を壊した。しかし、RTDのブランドNo.1は「氷結」ですが、トータルではハイボール缶など有力ブランドを複数持つサントリーが首位。アルコールなしのビールテイスト飲料にしても、アサヒに抜かれています。
【南方】そこは課題ではあります。ただし、研究開発力はキリンの強み。R&D(研究開発)への投資を継続させ、これからもイノベーションを重ねていく。短期的なものだけではない、長期目線での発明や発見に挑戦していきます。それがキリンなのです。
――「氷結」によって広がったRTDですが、旧第3のビールをはじめビール類にとっては、破壊的イノベーションだったのではないでしょうか。RTDが成長し、ビール類市場を縮小させたのだから。
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