アメリカでは門外漢でも歓迎される

日本とは逆に門外漢を大歓迎するのは、アメリカという国の素晴らしい部分だと思います。研究者たちが、もともとの自分の専門外に踏み出して、立派な業績を挙げる例は数多くあります。

たとえば、カリフォルニア大学バークレー校で心理学の博士号を取り、プリンストン大学で心理学教授を務めていた、ダニエル・カーネマン(1934〜2024年)。

彼は経済学を心理学的に読み解き、不確実な状況下における人間の意思決定について理論化。新分野である行動経済学を開拓したことが認められ、2002年にノーベル経済学賞を受賞しています。日本ではまずこのようなことはないでしょう。